コロナウイルスの感染拡大で、遠方に行くことを控えてたこの2年、思った場所へ撮影にいけていない。
このブログは撮影した猫さんの画像を投稿するだけのものになっておりますが、特別お題キャンペーンをお見かけし、猫さん撮影を始めてからを巡った各地(主に西日本)で、印象深かった風景と猫さんを振り返って、
またあのねこと一緒に眺めたい風景をえらんでみました。
石垣離島の撮影スポット
浜は珊瑚が多く潮の流れが速いので、遊泳する人もすくなく静かな場所。
地元の方に海に沈む夕日が綺麗とお聞きし、猫さんが現れてくれることいのりつつ、滞在中、幾度と通いました。
思いが通じたか、夕刻タイミングよく猫さんが訪れてくれて、協力してくれました。
円形出入り口の建物は実は公衆便所です。
大分県と宮崎県の県境の離島、深島。
大分県内では屈指の美しい海で、頻繁に撮影に伺ってます。
この日の最終の定期船見送りに駆けつけたかのような猫さん、波に反射する夕日とそれを眺める猫さんが郷愁を感じました。
港のあたりは最近猫のテリトリーではなくなったので、この辺にあらわれるのは稀になりました。
以前、写真展を開催した際のグッズ特典にイメージ動画を作りました。
出身地の別府。
勝手知ったる場所なのに猫さんを通してみると、違った良さを教えてくれます。
山際に隠れていく夕日は幼い頃から馴染みの風景ですが、猫さんと眺める黄昏感は心地よく、ずっとみてみていたいものです。
こちらも地元。
なんてことない住宅の片隅、小さな寺社。
普段は居ることのない場所での、猫さんとの思わぬ出会いが嬉しい。
お寺の明かりが幻想的で神様の使いのようにこちらを見つめていました。
石垣離島。
沖縄の原風景が残る集落の、赤瓦、白砂、珊瑚の石垣に魅了されます。
南の島がなんだか懐かしく感じるのは島人の血が流れているからか。
海に沈む夕日はどの島も心が震えます。
夏は稀にグリーンフラッシュが起こるそうで、いつか一緒に遭遇してみたいもんです。
繁華街の眩いネオンに浮かぶ猫さんの影。
喧騒がとぎれた穏やかな時、物陰からひょっこりと彼らの時間を始めます。
駆け回る元気な姿を見かけると、おおらかさの残る温かい場所だと安らぎます。
熊本県離島
街中と違い往来の少ない島の夜は静寂がはやい。
波の音以外は。
猫の集会、月のあかりに仄かに浮かぶ親子のシルエット。
しずかに打ちよせる不規則なメトロノームの子守唄。
穏やかな良い夢がみれますように。
長崎県の離島
閉山した炭鉱とそのアパート群が閉山当時のまま残る場所。
時が止まったような廃墟群に息づく猫さん達がファンタジーのワンシーンのよう。
次回訪れた時は産業機械群と一緒に眺めてみたい。
大分の城下町。
夕刻の長い日差しが真っ直ぐ降り注ぐと、キラキラ反射して美しい石畳。
いつもの顔見知りがそろそろ通る時間帯、首を長くして待つ猫さん達。
居並ぶ古い家屋が建て替わってから猫さんあまり見なくなりました。
大分県の離島
港から駆け上がる急な斜面の間にひしめく3階建てのコンクリート家屋が特徴的。
強い海風をさけて裏路地へ足を向けるとそこは猫さん達のキャットタワー。
高い場所からひょっこり次々、お出迎え。
ここの猫さんもまた人懐こくて愛嬌があります。
のびのびと生きる猫さんと、黄昏時を共有できると何よりもうれしい。
中でも海に沈む夕陽と眺めるのがほんとうに好きです。
生まれ育った町は山に隠れる夕日だったため憧憬があるのかもしれません。
ようやく感染状況が落ち着きつつあるので、美しい夕陽を眺めに、あのねこらと一緒に、また逢いに行きます。